イエメンではかつてコーヒーが国の屋台骨を支えてきました。では、未来ではどうでしょうか。 シンプルなコーヒー豆が、長年にわたる破壊と人道的危機を経て疲弊した国を助けることができるのでしょうか。
その答えは明らかに「イエス」です。
農業が何十年にもわたって無視され、停滞しているにもかかわらず、現在、イエメンの何千もの家族はコーヒー栽培に依存しています。
今日、コーヒーの栽培を通じて貧困を克服することは、なかなか込み入った課題ではあるものの、不可能ではありません。
ラバッツァ財団は最も困難な状況でも改善できるという確固たる信念を持って、2014年から持続可能な経済開発を通じてイエメンの繁栄を回復するために活動する非営利団体、Qima Foundation41と提携して、プロジェクト「I Primi」(「初めて」の意)を立ち上げました。
ラバッツァとQima Foundationは、コーヒー生産者の小さなグループと緊密に連携し、生産者の生活を支援し改善することで、前向きで永続的な変化を実現しています。
本プロジェクトは、ダマール県、イッブ県、ライマ県を中心に活動しています。
これまでに1,500の小規模コーヒー生産者がこのプロジェクトの恩恵を受けました。そのうち60%は女性です。