この取り組みにおいて、コーヒー農園の回復は重大な問題でした。ラバッツァは大切なプロジェクトパートナーとともに、10か所の生産センターを建設し、コーヒーの木を脅かすロヤと呼ばれる有害なカビ菌に耐性のある新しいコーヒーの木、600万本を慎重に選択し、植えました。
ラバッツァの支援は170の生産者に広がっており、こうした生産者はオーガニック認証を取得し、循環型経済の原則に従って、昆虫やミミズを使用して有機堆肥を作るなど、地域の環境を尊重する農法を採用しています。 これらの実践と並行して、農業に従事する地域社会において女性と若者の就労を促進し、強化するというラバッツァのコミットメントは、本プロジェクトにおいて極めて重要な部分です。 実際、コントラマエストレとギサの地域の95人の女性から成るチームでは、コーヒーの品質を高めるために機械が識別できない欠陥を検出するプロセスの重要な部分である手作業での豆の仕分けを実践しています。
本プロジェクトの最新フェーズでは、市場を強化し、継続的な革新を支援するために生産者とコーヒー産業企業の支援を目的とした、ラバッツァ財団、Grupo Agroforestal(GAF)、HEI(Heco en Italia)、およびその他のパートナーによって設立された合弁会社である「BioCuba Cafè」が設立されました。 この合弁事業では、トレーニングコースを通じて、森林の保全、より多くがコミュニティのオーガニック認証を取得するための支援、コーヒーの品質向上に取り組みます。
私たちは、変化を促し、キューバの農業に携わる地域社会のウェルビーイングを向上させるプロジェクトの助けを借りて、一杯のコーヒーが強い絆を表す明るい未来に向けて取り組んでいます。