コーヒーは、水・お茶についで世界で3番目に消費量の多い飲料であることから、コーヒー豆が基本的にどこでも需要が高いのは、驚くべきことではありません。
国際コーヒー期間(ICO)によると、2020年の世界的コーヒー総生産量は1億6,960万袋(1袋あたり60kg)とみられてるものの、
市場全体では10大コーヒー生産国がその87%を占めています。一部のコーヒー生産国は意外に聞こえるかもしれませんが、下記の上位5カ国の割合がほとんどです。
- ブラジル
- ベトナム
- コロンビア
- インドネシア
- エチオピア
ブラジルはコーヒー生産国の中でも圧倒的な存在感を誇り、世界の供給量の40%近くを独自に生産するコーヒー大国です。その生産量を支えているのはコーヒーの栽培に最適な気候。ブラジル国内の多くの地域がこの気候に属しています。 ブラジルのコーヒー農園は、27,000平方キロメートルに及び、そのほとんどがミナスジェライス州、サンパウロ州、パラナ州に位置しています。 ブラジル産コーヒーには、他の多くのコーヒー生産国とは異なる際立った特徴があります。ブラジルでは精製時に豆を水洗いではなく、天日干しにするからです。 このプロセスにより、いわゆる「アンウォッシュドまたはナチュラルコーヒー」が生まれます。
ブラジルは、コーヒーの生産に極めて大きな影響力を持っているため、古くから生豆の輸出に使用されてきた昔ながらの60kgの麻袋は、今日でもなお、生産と取引の世界的な標準測定単位と見なされています。